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November 23, 2006

GRAPE-7を用いたシミュレーションが ゴードンベル賞最終候補に

埼玉工業大学の川井敦助教授と福重俊幸(当社代表取締役)が共同で行った天体 物理学シミュレーションが、ハイ・パフォーマンス・コンピューティングの世 界におけるもっとも権威ある賞の一つであるゴードン・ベル賞の最終候補に選出されました。

シミュレーションは、当社 GRAPE-7 model100 を用いたシステムによる、宇宙 の大規模構造形成の多体シミュレーションです。価格性能比 $105/Gflops と いう値を達成したことが評価され、候補に選出されました。システムは総額 28 万円、実効性能は 23 Gflops でした。なお 1 Gflops (ギガフロップス) は、1 秒に 10 億回の計算を行うという速度です。

2006 年 11 月 16 日、米国フロリダ州タンパにて開催された国際会議 SC06にてシ ミュレーション内容の発表を行いました。 残念ながら受賞には至りませんで したが、GRAPE-7 システムの優れた価格性能比を示すことが出来ました。

システムおよびシミュレーションの詳細については、以下の資料 (川井助教授 提供) をご覧下さい。

お問合せは info@kfcr.jp まで。